すでに総借入残高が年収の3分の1を超えていた場合、総量規制導入後はどのような状況になるのでしょうか。
ちなみに、総量規制導入時点において、
貸金業者で貸付を受けている人の4〜5割が総量規制の基準
−すなわち総借入残高が年収の3分の1以上−に抵触しているということです。
そのなかには、借金返済のために新たな借金をくり返す「自転車操業」でしのいでいる人も少なくありません。
規制導入後、
新たに借入ができなくなれば返済が滞るケースも出てきます。
景気の低迷が続く中、
年収が減少する可能性もあります。
年収が減れば借入可能な上限額も下がります。
収入が減った分を補充するために、
キャッシングをしようとしても規制にかかってしまい、 緊急時など例外と認められる状況でなければ新たな借入はできません。
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